XM(XMTrading)の取引時間を完全ガイド！サマータイムや取引時間一覧表も

XMでは、世界の主要市場の営業日に合わせ、月曜日の早朝から土曜日の早朝までほぼ24時間取引が可能となっています。

ただし、サマータイムの適用や銘柄ごとの取引時間の違いによって、取引できる時間帯が変化する点に注意が必要です。

本記事では、XMの基本的な取引時間から、夏時間・冬時間の仕組みと注意点、他社との取引時間やサーバー時間の比較、取引時間がスプレッドや注文に及ぼす影響、さらには想定されるトラブル事例と対策まで、XMの取引時間に関するあらゆる情報を丁寧に解説します。

この記事を最後までご覧になると、XMの取引時間の全知識を得ることができるので、「取引時間外でポジションが決済できない」などのトラブルを未然に防げます。

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XM(XMTrading)の取引時間とは？

冒頭でも述べた通り、XMの基本的な取引時間は平日のみです。

世界中の為替マーケットは通常、週明け月曜日の朝にオープンし、週末にかけてクローズします。

ここからは、そんなXMの取引時間におけて知っておきべき情報について見ていきましょう。

XM(XMTrading)の基本的な取引時間

XMでは、原則として月曜日の早朝から土曜日の早朝まで取引が可能です。具体的な取引時間帯は、適用される時間帯によって次のように異なります。

夏時間・冬時間の詳細な期間については後述しますが、上記のように夏時間になると取引可能時間が1時間早まり、冬時間では1時間遅くなります。

平日は基本的にこの時間帯であれば深夜・早朝を含めていつでも取引できますが、土日は基本的に取引できません。したがって、週末にポジションを持ち越す場合は注意が必要です。

なお、XMではクリスマスや年末年始など特別な時期には取引時間が変更になる場合があります。

たとえば年末年始では、市場が休場となる日(12月後半から1月初頭の特定日)がありますので、事前に公式から発表される取引時間の変更のお知らせを確認するようにしましょう。

XM(XMTrading)の取引時間における例外【仮想通貨CFDの取引時間】

XMが提供する仮想通貨のCFD銘柄に関しては、ビットコインなど一部銘柄が土日を含めて24時間365日取引可能です。

ただし、仮想通貨CFDには毎週定期的なメンテナンス時間が設けられており、その間は売買ができません。

XMでは仮想通貨CFDのメンテナンス時間が夏時間は毎週土曜日の16時5分～16時35分、冬時間は毎週土曜日の17時5分～17時35分に設定されています。この短時間のサーバーメンテナンス中は仮想通貨でも取引できなくなるため注意してください。

それ以外の時間であれば、土日であっても仮想通貨CFDは取引可能です。

XM(XMTrading)のサマータイム(夏時間)・冬時間の仕組みと注意点

前述の通り、XMの取引時間はサマータイム(夏時間)と冬時間で1時間の差があります。この仕組みについて詳しく解説します。

XM(XMTrading)のサマータイム(夏時間)とは？

サマータイムとは、欧米を中心に導入されている制度で、夏場の昼の時間を有効活用するために年の一定期間だけ時計の針を1時間進めるものです。

一般的に3月から10月頃までが夏時間となり、日照時間が長くなる夏季は通常より1時間早い時刻が採用されます。

一方、冬時間はサマータイムではない通常の時刻です。日本ではサマータイム制度がありませんが、XMのような海外FX業者ではこの制度に合わせて取引サーバー時間を調整しています。

サマータイムの取引時間は前述した通り、以下の通りです。

日本の取引時間	XMのMT4で表示される時間
月曜日06:05〜土曜日05:50	月曜日23:05〜土曜日22:50

サマータイムの場合、日本時間で言うと土曜日05:51～月曜日06:04までは取引することができなくなっています。

そのため、たとえポジションを持っていたとしても決済もできなくなってしまうので、注意してください。

XM(XMTrading)の冬時間

ちなみに、XMの冬時間は、サマータイムの反対の期間なので、「10月の最終日曜日～3月の最終日曜日」までとなっています。

この期間の冬時間の取引時間は前述した通り、以下の通りです。

日本の取引時間	XMのMT4で表示される時間
月曜日07:05〜土曜日06:50	月曜日00:05〜土曜日23:50

冬時間は日本時間で言うと土曜日06:51～月曜日07:04までは取引することができなくなっています。

サマータイムへの移行や終了の具体的な日付は毎年異なるため、XMからの公式アナウンスやメール通知を確認するようにしてください。

ちなみに、XMでは取引時間の変更をメールで知らせてくれます。XMの口座開設の際に登録したメールアドレス宛に届くため、こまめにチェックしてみましょう。

サーバー時間のズレ

XMのMT4/MT5プラットフォーム上で表示される時刻(サーバー時間)は、基本的にグリニッジ標準時(GMT)を基準とした「GMT+2」（冬時間)が採用されています。夏時間期間中はサーバー時間も1時間進み「GMT+3」となります。

日本時間はGMT+9ですので、XMのサーバー時間と日本時間には以下の差が生じます。

例えば冬時間中にXMの取引プラットフォーム上で「0:00」（午前0時)と表示されている時、これは日本時間では午前7時を意味します。

夏時間中でプラットフォームに「0:00」と表示されていれば、日本時間では午前6時です。

特に経済指標の発表時刻やマーケットの重要なイベント時間も、夏時間期間中は日本時間に対して1時間早まります。例えば米国の経済指標発表が通常22:30だとすると、夏時間期間中は21:30になる、といった具合です。

時間のズレによる誤認を防ぐためにも、「今が夏時間か冬時間か」を把握しておき、経済指標カレンダーなどを見る際は注意しましょう。

XM(XMTrading)の取引時間 一覧表

それでは、ここからはXMの取引時間の一覧表は解説していきます。

XM(XMTrading)の取引時間【コモディティ(商品)】

XMでは、コーヒー・ココアなどのコモディティ(商品)を取引することができます。

XMの各コモディティ(商品)の取引時間は日本時間で言うと以下の通りです。

商品	夏時間	冬時間
コーヒー COFFE	月曜日17:50~土曜日02:25	月曜日18:50~土曜日03:25
ココア COCOA	月曜日17:20~土曜日02:25	月曜日18:20~土曜日03:25
コーン CORN	月曜日09:05~土曜日03:10	月曜日10:05~土曜日04:10
コットン COTTO	月曜日10:05~土曜日03:15	月曜日11:05~土曜日04:15
HGカッパー銅 HGCOP	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
小麦 WHEAT	月曜日09:05~土曜日03:10	月曜日10:05~土曜日04:10
砂糖 SUGAR	月曜日16:35~土曜日01:55	月曜日17:35~土曜日02:55
大豆 SBEAN	月曜日09:05~土曜日03:10	月曜日10:05~土曜日04:10

それぞれ取引時間が異なるので注意しましょう。

XM(XMTrading)の取引時間【株価指数】

XMの株価指数の取引時間は日本時間で言うと、以下の通りです。

	夏時間	冬時間
指数JP225 日経225	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
US30 ダウ平均株価指数	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
FRA40 フランス株価指数	月曜日15:05~土曜日04:55	月曜日16:05~土曜日05:55
GER30 ドイツ株価指数	月曜日07:05~土曜日04:10	月曜日08:05~土曜日05:10
HK50 香港ハンセン指数	月曜日09:20~土曜日00:55	月曜日10:20~土曜日01:55
ITA40 イタリア株価指数	月曜日16:05~土曜日00:35	月曜日17:05~土曜日01:35
AUS200 オーストラリア株価	月曜日07:55~土曜日05:10	月曜日08:55~土曜日06:10
SWI20 スイス株価指数	月曜日15:05~土曜日04:55	月曜日16:05~土曜日05:55
SPAIN35 マドリッド株価指数	月曜日16:05~土曜日02:55	月曜日17:05~土曜日03:55
NETH25 AEX指数	月曜日15:05~土曜日04:55	月曜日16:05~土曜日05:55
UK100 ロンドン株価指数	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
US100 ナスダック総合指数	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
EU50 欧州株価指数	月曜日15:05~土曜日04:55	月曜日16:05~土曜日05:55
USDX 米ドル指数	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
US500 S&P500	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10

株価指数の取引時間もそれぞれ夏時間と冬時間で異なるので、注意しましょう。

XM(XMTrading)の取引時間【貴金属】

XMの貴金属はとても人気です。そんなXMの貴金属の取引時間は日本時間で言うと以下の通りです。

	夏時間	冬時間
パラジウム PALL	月曜日07:05~土曜日05:50	月曜日08:05~土曜日06:50
ゴールド GOLD	月曜日07:05~土曜日05:50	月曜日08:05~土曜日06:50
シルバー SILVER	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
白金 PLAT	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10

貴金属の取引時間は各銘柄すべて同じですが、夏時間と冬時間は異なるので注意しましょう。

XM(XMTrading)の取引時間【エネルギー】

XMのエネルギーの取引時間は日本時間で言うと以下の通りです。

	夏時間	冬時間
GSOIL ロンドン軽油	月曜日09:05~土曜日05:10	月曜日10:05~土曜日06:10
BRENT BRENT原油	月曜日09:05~土曜日05:10	月曜日10:05~土曜日06:10
OILMn WTI原油ミニ	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
OIL WTI原油	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10
NGAS 天然ガス	月曜日07:05~土曜日05:10	月曜日08:05~土曜日06:10

エネルギーも夏時間と冬時間は異なるので注意しましょう。

XM(XMTrading)の取引時間における注意点

XMの取引時間には以下の注意点があります。

それでは順番に見ていきましょう。

XM(XMTrading)の取引時間における注意点 ①大きな経済指標がある時間

アメリカの雇用統計などの大きな経済指標がある時間帯は、大きく相場が動いてしまうので注意が必要です。

指標は買い、売りのどちらに動くかわからないので、大きな指標の前の時間帯は絶対にまたがないようにしましょう。

なぜならこの時間帯での取引は投資ではなく、ギャンブルに近いからです。

XM(XMTrading)の取引時間における注意点 ②オセアニア時間

XMの取引時間ではオセアニア時間に注意すべきです。オセアニア時間の中でも特に注意すべきなのは、日本時間で言うと、早朝に当たる時間帯です。

この時間は、大したことがないことでかなり大きく動いてしまうこともあるので、「魔の時間」と呼ばれています。

海外FXバンク編集部(編集長 柏木修一)も実際に予期せぬ動きでマイナスを出してしまったことがあります。そのため、この時間での取引は控えましょう。

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XM(XMTrading)の取引時間における他社との違い

XMの取引時間の特徴を押さえたところで、参考までに他の主要な海外FX業者4社(TitanFX、AXIORY、BigBoss、Exness)との取引時間およびサーバー時間の違いについて比較してみましょう。

いずれも日本人トレーダーに人気のある海外FX業者ですが、それぞれ微妙な違いがあります。

TitanFX

TitanFXの取引時間も、基本的にはXMと同様に月曜朝から土曜朝までの24時間となっています。

TitanFXのMT4/MT5サーバー時間は標準時間がGMT+2、夏時間がGMT+3で、やはり米国のサマータイムに合わせて切り替えが行われます。日本時間との時差はXMと同様で、冬時間は-7時間、夏時間は-6時間です。

そのため、取引開始・終了時刻もXMとほぼ同じです。具体的には、TitanFXでは冬時間は日本時間で月曜午前7時頃から土曜午前6時頃まで、夏時間は月曜午前6時頃から土曜午前5時頃まで取引できます。ただしTitanFXの場合、週末クローズ前の金曜日サーバー時間23:55(日本時間の土曜朝5時55分頃)に全ての取引が停止します。

これは最終取引直前の5分間をクローズ準備のために取引不可とする運用上の措置で、XMよりわずかに早くクローズする点が特徴です(XMは土曜5:50までなので、TitanFXのほうが数分長く取引できるように見えますが、実際は23:55で区切っているため実質ほぼ同じです）。

仮想通貨CFDについてもTitanFXは提供していますが、こちらも週末を含め24時間取引可能となっており、定期メンテナンス時間以外は土日も取引できます。

AXIORY

AXIORYも取引時間の面ではXMやTitanFXと大きく変わりません。

AXIORYのサーバー時間も冬時間GMT+2／夏時間GMT+3で運用されており、日本時間での取引可能時間は冬時間で月曜朝7時～土曜朝6時台、夏時間で月曜朝6時～土曜朝5時台となります。

AXIORYの場合、公式サイトで取引時間の切替について「米国夏時間への移行に伴い取引時間が変更になる」という旨が告知されています。

例えば夏時間移行時には3月第2日曜日からサーバー時間がGMT+3に変わり、それ以降日本時間でのマーケット開始が1時間早まります。

基本的にAXIORYのFX通貨ペアや主要CFD銘柄も平日24時間取引できますが、各商品の詳細な取引時間は個別に定められていますので、必要に応じてAXIORYの公式情報で確認することが推奨されます。

総じて、AXIORYの取引時間はXMと同じサイクル・同じ時刻幅で動いていると考えて差し支えありません。サーバー時間の時差も同様なので、サマータイム時期の取引時間ずれに注意する点も共通しています。

BigBoss

BigBossも海外FX業者としてXMと同様に月曜早朝～土曜早朝までが基本の取引時間です。

BigBossのMT4/MT5サーバーも標準時GMT+2（夏時間GMT+3）で動いているため、取引時間帯は他社と大きく変わりません。

ただし、BigBossには運用上の特徴がいくつかあります。まず、毎営業日の決まった時間に短時間のメンテナンスブレイクがあります。

具体的には夏時間期間中は毎朝6:00～6:05（日本時間）、冬時間期間中は毎朝7:00～7:05（日本時間）の5分間、BigBossでは全商品の取引が一時停止します。

この5分間は日々のサーバー日付変更や清算処理に充てられる時間であり、この間は新規注文や決済ができません。XMや他社では特にこのような毎日のブレイクを明示していない場合もありますが、実際には価格配信が薄くなる時間帯なので取引を控えるのが無難です。

BigBossの場合はそれを公式に停止時間として設定していると考えると良いでしょう。また、BigBossの取引終了時間は日本時間土曜朝7:05前後となっており、XMより若干遅くまで取引できるような表記ですが、前述のとおり日次メンテナンスに入るため実質的な取引はほぼ同等のタイミングで終了します。

Exness

Exnessもまた海外FX業者として同様に平日24時間取引を提供していますが、他社と比べいくつか異なる点が見られます。

まず、Exnessのサーバータイムもサマータイムの影響を受けますが、そのタイムゾーン設定により日本時間での取引開始・終了時刻がXMよりやや遅めです。

具体的には、Exnessでは夏時間は月曜朝7:05～土曜朝5:58（日本時間）、冬時間は月曜朝8:05～土曜朝6:58（日本時間）が基本的なFX取引時間となっています。

他社より開始が1時間遅いのは、Exnessのサーバー時間設定が若干異なるためですが、いずれにしても取引できる実質的な時間の長さは同程度です。Exnessの場合、取引銘柄によっては更に個別の取引時間が設定されており、例えば貴金属やエネルギー銘柄などで短い取引休止時間が設けられていることがあります。

ただ、特筆すべきはExnessが暗号通貨や一部銘柄の「週末取引」に非常に積極的であることです。Exnessでは主要な仮想通貨CFDはもちろん、一部の貴金属についても土日を含めた取引を提供しているとの情報があります。

このように、Exnessは土日でも取引チャンスを提供する業者として知られています。ただし、その分サーバーメンテナンス頻度が高めであったり、スプレッドが他時間帯に比べ広がりやすい時間帯があるとも言われます。Exnessを利用する場合は、各商品の取引時間を公式サイトで確認し、特に週末をまたぐ取引のルールがないかチェックしておくと安心でしょう。

総合すると、Exnessの平日取引時間は他社と概ね共通しつつも、「より柔軟な週末取引」が可能な点が際立っていると言えます。

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XM(XMTrading)の取引時間がスプレッドや注文制限に与える影響

取引時間帯は、市場の流動性やボラティリティに影響するため、スプレッドの広がりや注文の制限など取引環境にも変化を及ぼします。この章では、XMの取引時間とスプレッド・注文制限の関係について解説します。

スプレッドへの影響

一般に、流動性が低い時間帯はスプレッドが拡大しやすくなります。

XMを含む多くのFX業者では、市場参加者が少なく取引が薄い時間帯になるとスプレッドが大きく広がる傾向があります。

具体的には、平日でも早朝の時間帯(日本時間5時～7時頃)は主要市場が開いていないため極端に取引量が少なく、主要通貨ペアであっても平時よりスプレッドが広めになります。

特に週明けの月曜日早朝や、金曜日深夜～土曜日早朝は、市場参加者が限られる上に週末を控えてポジション調整が行われることから、通常時よりもスプレッドが不安定で拡大しがちです。このような時間に不用意に取引すると、思った以上にコストがかかったりスリッページが発生しやすくなるため注意が必要です。

反対に、市場参加者が増える欧州時間～ニューヨーク時間帯では流動性が高まり、主要通貨のスプレッドは比較的安定して狭くなる傾向があります。

XMはスプレッド競争力の高い業者ですが、それでも市場状況によって変動します。経済指標の発表直後など一時的に売買が殺到した場合や、深夜帯で取引が薄い状況では一時的に大きくスプレッドが開くこともあります。

特に重要経済指標や要人発言の時間帯は、一時的な急変動とともにスプレッドも数倍以上に拡大するケースがあるので、指標トレードを狙う際はこの点も考慮しましょう。

注文制限や執行への影響

取引時間帯によっては新規注文や決済注文が受け付けられない時間帯が存在します。

例えば日曜日にMT4/MT5で成行注文を出そうとしても「市場が閉じているため注文できない」といったエラーメッセージ(「取引時間外です」等)が表示されます。指値注文についても、執行が行われるのは取引時間内に限られるため、時間外に発注予約だけしておくことは可能でも実際の約定はマーケットオープンまで待たされます。

この際、週明けに窓開けが発生すると、指値注文が意図しない価格で滑って成立する可能性もあります。

また、平日であっても各銘柄ごとに決められた取引時間外には注文できません。例えば、株式指数CFDや商品CFDの中には、その国の現物市場が閉まっている時間は取引停止となるものがあります。

XMではFX通貨ペアは平日ノンストップですが、一部の株式CFDは取引時間が限定されており、それ以外の時間に注文を出すとエラーになります。このため、特定の商品をお取引の際には、その商品の取引可能時間を事前に確認しておきましょう。

ロスカットや損益への影響

取引時間外は新規注文や決済ができないだけでなく、強制ロスカットも実行されません。

つまり、マーケットクローズ中に含み損が口座残高を超えて証拠金維持率が規定以下になっても、その時点ではポジションは強制決済されず保有されたままとなります。

強制ロスカットが発動されるのは次に市場が開いてレート配信が行われてからです。そのため、週末をまたいで大きく相場が窓開けした場合、ロスカットが週明けの始値で執行され、想定以上の損失が出るリスクがあります。

週末前にポジションを決済しようと思っても、市場クローズ後では手遅れですので、週末や長期休場前には余裕をもった証拠金管理を行い、必要に応じて事前にポジション調整をしておくことが大切です。

デイリーの区切り時間(ロールオーバータイム)

XMに限らず海外FXでは毎営業日の区切り時間(ニューヨーク市場のクローズ時間=日本時間早朝)がスワップポイントの受払い計算や日付変更に使われます。

XMでは冬時間は日本時間午前7:00頃、夏時間は午前6:00頃が1日の区切り(ロールオーバー)タイムとなっています。この時間帯は取引自体は可能ですが、市場参加者が減少し流動性が落ちるため、スプレッド拡大やレート配信の薄さが顕著になります。

また、このタイミングで当日分のスワップポイントが口座に反映されます(水曜ニューヨーククローズ時には3日分のスワップが付与されます)。

ロールオーバー直後の数分間は実質的に市場が休憩状態となるため、新規注文は避け、ポジション管理に専念した方が無難です。

XM(XMTrading)の取引時間に関するQ＆A

Q. XM(XMTrading)の取引時間は日本でいうと、いつですか？

XMの取引時間は日本でいうと、夏時間(サマータイム)は月曜日6時5分から土曜日5時50分で、冬時間は月曜日7時5分から土曜日6時50分になります。

Q. XM(XMTrading)の取引時間はゴールドだといつですか？

はい、XMのゴールドの取引時間は月~木曜日だと8時5分から6時55分で、金曜日だと8時5分から6時50分になります。

Q. XM(XMTrading)の取引時間はクリスマスだといつですか？

XMでは、クリスマスは取引することができません。

なお、XMだけではなく、海外FX業者のほとんどがクリスマスは休場しています。

Q. XM(XMTrading)の取引時間は年末年始だといつですか？

XMの年末年始の取引時間ですが、12月24日や12月26日は朝から取引できるわけではなく、日本時間の夕方からとなることが多いです。

ちなみに、1月1日は取引することができません。

まとめ

ここまででXMの取引時間について完全ガイドしてきました。取引時間をきちんと把握しておくことは、安全に取引する上でとても重要になります。

それでは、最後に日本時間の夏時間と冬時間について復習しておきましょう。

これらの時間をきちんと把握して、評判の良いXMで充実したトレード生活を送りましょう。

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